- しび
- I
しび【尸毗】⇒ 尸毗王IIしび【篊】〔「ひび」の転〕海苔(ノリ)などを養殖するために海中に立てる竹や枝。IIIしび【紙尾】文章の末尾。 文末。IVしび【紫微】⇒ 紫微垣Vしび【紫薇】サルスベリの漢名。VI
「~花」
しび【至微】きわめて微細なこと。 ごく小さいこと。VIIしび【芝眉】〔唐の房琯が元徳秀(字(アザナ)は紫芝)の眉宇をほめて, 「見紫芝眉宇, 使人名利之心都尽」と言ったという「唐書(元徳秀伝)」の故事から〕すぐれた眉や顔つき。 また, 他人を敬って, その顔をいう語。VIII「~を拝す」
しび【詩美】詩の美しさ。 詩のような美しさ。IXしび【鮪】(1)マグロの異名。(2)クロマグロの成魚で, 大形のものの異名。→ めじXしび【鴟尾・鵄尾】古代の宮殿や寺院の大棟の両端に据える, 沓形(クツガタ)の飾り瓦(ガワラ)。 魚の尾をかたどったものといわれ, 防火のまじないとした。 後世の鬼瓦や鯱(シヤチホコ)はこれの変形。 鴟吻(シフン)。 沓形。 とびのお。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.